アパレル販売員のアルバイトは、よく「きついバイト」だといわれています。
実際、体力的にも精神的にもきつくなることは多々あるので本当。
ただし、きついと感じるかは人それぞれなので、どの程度アパレルがきついバイトかって働いてみないとわからないもの。
アルバイト・正社員・店長とアパレル業界でステップアップした現役店長の筆者が、アパレル業界の何がきついか体験談を踏まえてお教えします。
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アパレルのバイトのきついところ①|土日祝日休みが少ない
アパレル販売員としてバイトする場合は、土日はなかなか休みが取れません。
平日に比べお客様が多く来店され、予算も高く設定されているので人員も必要。
売上の山となる日に休んでなんかいられませんからね!
また、夏と冬のセールや販促・イベントを行う期間・GWなどカレンダー上の長期休暇も休みは取りづらい繁忙期です。
特にお正月は1年で最も売上が取れる繁忙期なのでほぼバイトのシフトインが必要。
終日レジ・声出し・接客に追われてきつい上、休憩時間が短縮されることもザラです。
どうしても土日休みでアパレル業界で働きたいのなら、本社勤務や物流倉庫でアルバイト勤務するのも手です。
アパレルのバイトきついところ②|立ち仕事・歩きっぱなしで体力消耗
フルタイムのシフトなら休憩をのぞいてほぼ立ちっぱなしです。
接客をしながら商品を持ってきたり、在庫を探したり……アパレル販売員は常に動き回るのがきついといわれる理由の一つ。
お客様が来店されたら「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の挨拶で声出しも必要。
納品があれば商品を仕分けて店頭だししたりストックを整理したり、店頭以外でもきつい仕事はあります。
アパレルのバイトきついところ③|生活が不規則になる
ショップのオープン時間によってシフト制なので不規則な生活になり、きついと感じることもあります。
例えば、10時オープン21時クローズの場合、遅番は昼12時以降〜出勤が多く、定時でも21時以降。
さらに残業が入ってさらに翌日が早番で9時過ぎに出勤となるケースもあるため結構きつい……
始業時間がバラバラなので就寝や起床時間も一定ではないため生活が不規則になりやすく、生活習慣の管理が必要です。
アパレル業界、夜型の人も多いのも特徴ですね!
アパレルのバイトきついところ④|売上のプレッシャー
ノルマとまではいわなくとも、個人売りがあったりショップの予算がありプレッシャーがのしかかってきつい!と思うことも。
ショップの予算って、スタッフ同士が協力しあって達成していくものです。
早番で出勤して、遅番が来るまでに全く売上取れてなかったら申し訳ない…
せっかく売上が取れても、翌月初にはリセットされてまた0からコツコツ積み重ねとなります。
アパレル業界に限ったとこではありませんが、そんなプレッシャーが精神的にきついと思う人も多いでしょう。
ただ、インセンティブなど成果報酬型が燃える!という方には向いています!
アパレルのバイトきついところ⑤|洋服にお金がかかる
全身店頭の商品を身にまとうアパレルショップも多々あります。
社販で安く買えるものの、毎日新商品を目にしているとついつい洋服にお金がかかり、経済的にきつい、という人もよく見かけます。
貸与されるブランドもありますが、数や金額に上限があるのでハイブランドは特に注意が必要。
さらに怖いのは、金銭感覚がマヒしてしまうという点。
周りはファッションにお金をかける人たちが多い環境なので、洋服やおしゃれに使う金銭感覚が狂いがちになります。
実際に筆者も、アパレル業界以外の友人と遊ぶときにその差を痛感します。
アパレルの仕事きついところ⑥|苦手なお客様の接客
販売員もお客様も人間なので、人間関係で合う合わない問題は必ず出てきます。
それは販売員同士だけではなくお客様にも通じます。
寡黙なお客様・高圧的なお客様、マナーや品のないお客様に対してストレスを感じるのもきつい。
それでも接客をする上で、した手に出てお客様を立てなくてはいけません。
アパレル販売員は、時にお客様に理不尽なことを言われる場面もよくあり、精神的なストレスがかかるのはきついですよね。
けれど、そのおかげでスルースキルが身についたよ!
世の中にはいろいろな人がいて、合わない人がいても当然。
それが普通なので無理せずに割り切って接すれば、ストレスを溜めずに仕事に集中できます。
まとめ
アパレルバイトのきついところ、結構ありましたね…
けれど、体力を使うのも精神が消耗するのも自分がどのように行動するかで変わります。
けれど長年アパレルで働けているのは、きついと感じる以上に楽しいことややりがいがあるから。
アパレルには販売員以外にも職種はあるので、自身の強みを活かした職を選べばつらいとは感じないはず。
アパレルを始めてみようか考えているなら、まずは一歩踏み出してみてくださいね。
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