ポリエステルは強度抜群で夏もOK!素材の特徴と取り扱い方法

ポリエステル素材って乾きも早くてシワになりにくいってイメージがありませんか?

まさにその通り!

ポリエステル素材は、夏はブラウスやカットソー、冬もニットやコートとして活用されていて、とっても身近な素材ですよね。

また、絹に似た風合いを作ることができるので、パーティドレスや和装といった、様々なデザインに多用されています。

強度もあり、扱いやすいポリエステル素材。

ケアがしやすいイメージですが、もちろん注意点もあります。

今回は、ポリエステルの特徴とお洗濯・保管方法まで徹底紹介します。

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ポリエステルとは?素材の特徴

ポリエステルは、合成繊維に分類されます。

合成繊維とは、合成という化学手段により、石油や天然ガスから人工的に作られたポリマー(高分子化合物)の繊維

ポリマーにして溶解紡糸してできた繊維のことです◎

フィラメントでもステーブル(スパン)でも使用され、超極細ポリエステルは高密度織物やスエード調の人工皮革なんかも作られる万能な素材!

[

“三大合成繊維”]

ポリエステル|ナイロンアクリル

これら合成繊維の中でもポリエステルは生産量の約半数を占めています。

ブラウスやパンツはもちろん、ジャケットの裏地にもポリエルテルは多用されています。

とっても扱いやすくて安価に作ることができるから、ポリエステルはアパレルにもその他の場面でも活躍している理由です◎

とても強い!ポリエステルの長所

扱いやすいポリエルテルのメリットを紹介。

耐久性があり、シワになりにくい

ポリエステル

ポリエステル素材最大の特徴は

とにかく耐久性

がある!!

濡れても強度が落ちることはなく、摩擦にも強い耐性を持っています。熱にも耐えられるので、高温のアイロンも可能。

ほとんどシワにならない素材なのでアイロンは特に不要な場面が多いですよ◎

熱可塑性(ねつかそせい)と言って、熱で軟化し成形しやすくなるのでプリーツなどの折り目も綺麗に残してくれます。シワもすぐに回復する点は嬉しい!

スラックスのセンタープレスもキレイに保ってくれるのはありがたいです。

吸湿性が少なく、すぐに乾く

夏でも冬でも、ポリエステル素材を干していると、あっという間に乾燥します。

むしろ洗濯機から出したときあまり湿っていない?と思うほど。

これは、ポリエステル素材は吸湿性・吸水性が低いという素材の特徴の為。

もも
もも
夏は、汗を吸う綿との組み合わせがGOOD!!

逆に、吸水性がないため汗を吸ってくれません。

汗をかきやすい夏に着るポリエステルは、ノースリーブや肌に密着しないデザインがおすすめ!

インナーに汗を吸う綿素材を挟むだけで涼しく快適に過ごせます。

他繊維との混紡・交織に適している

混紡(=他の繊維と組み合わせる)によって、それぞれの素材のデメリットを補うことができます。

ポリエステルは、混紡に適した素材なので、様々な素材に混紡されています。

綿と混紡|汗も吸収してくれ、乾きも早くなる

ウールと混紡|耐久性が増す

シルクと混紡|シワになりにくくなる、安価に生産できる

天然素材は高価なものが多いので、ポリエステル素材を混紡することで安価に作ることが可能◎

薬品に強い・虫害を受けない

p class=”marker2″>ポリエステルは薬品にも強い耐久性。

アルカリ減量加工(アルカリで糸を溶かし、補足する加工)により、絹のような風合いを出すこともできちゃいます◎

絹(シルク)は虫害を受けやすく日光で変色もしてしまうので

ポリエステル素材で代用

されることが増えてきました。

虫害を受けない、日光に強い、安価でできるポリエステルは絹のデメリットを見事に打ち消すことができるんです!

高価でケアが大変なシルク素材は手を出しにくいですが、ポリエステルなら手軽ですよね。

ポリエステルのデメリット

安価で取り扱いが便利なポリエステルですが、もちろんデメリットもあるので紹介。

静電気が起きやすい

ポリエステル

ポリエステル素材は、マイナスに帯電しやすい為プラスに帯電する素材と合わせると静電気が発生しやすくなります。

[

“プラスに帯電”]

レーヨン・ウール・ナイロンなど→組み合わせNG!!

これらの素材と擦れるとバチっと静電気が。。。

同じ性質の素材同士なら静電気は発生しにくいので、天然素材など帯電しにくい素材と組み合わせてコーデォネートをしましょう◎

化学繊維よりも天然繊維の方が静電気は発生しにくいので、ウール以外のコットンや麻などの組み合わせがGOOD。

もも
もも
体質によっては夏でも静電気が発生することも・・・

毛玉(ピリング)ができやすい

ポリエステル素材のセーターは

特に毛玉が発生しやすい

のがデメリット。

ウールなどの天然素材でも毛玉はできやすいですが、ポリエステルは毛玉に強度があるのが特徴。

毛玉ができても、毛玉取りなどで簡単にケアできればいいんですが、強度があるためしぶとく溜まりやすいんです。

毛玉とりでも切れないほど頑丈。ニット以外のポリエステル(ブラウスなど)でも長期間着ていると毛玉が発生しているケースもすくなくありません。

摩擦によって毛玉は発生するので、セーターはネットに入れてお洗濯をし、予防しましょう。

ニットを選ぶなら、ポリエステルよりも毛玉ができても取りやすいウールを選ぶのがおすすめ。

ポリエステルのお洗濯・ケア方法

【注意】他の汚れた衣類と一緒に洗濯しない

ポリエステル素材は、強度があるのでもちろん洗濯機でお洗濯が可能。

ただ、他の汚れを吸着しやすく、汚れた他の衣類と洗濯するとポリエステルに付着して汚れとなってしまいます。(逆汚染)

▼水30ℓ(洗濯物1.5kg)に対して15ml(キャップ1杯分)を!

洗濯物の量に注意

ポリエステルのお洗濯で気をつけたいのが、洗濯物の量について。

摩擦により毛玉が発生してしまうので、洗濯機でお洗濯の際は

詰め込みすぎに注意!

他の洗濯物の汚れの付着を防ぐためにも量の調整は必須です。

摩擦で毛玉が発生しやすくなるだけではなく、白い衣料の逆汚染の原因にも。

せっかく乾きも早いですし、夏は特に毎回お洗濯したいですよね。

白もの衣料のほか、デニムなど色落ちしやすいアイテムとのお洗濯も注意。

部分汚れは洗濯前の落としましょう

ポリエステルは薬品に強い素材。

夏は特に、汗で襟元が汚れ、吸着しやすいポリエステルですが、

襟や袖などの部分汚れ・シミはしみ取りを使って除去しておきましょう。

再付着を防ぐことができ、洗濯洗剤では落としきれない汚れも綺麗にしてくれるので長く着ることができます。

もも
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洗剤原液をつけてもみ洗いも有効だよ!

保管方法

しわになりにくいポリエステルはたたんで保管してok。

カビや虫害にもあいにくいので保管もとくに神経質にならなくて大丈夫です。

ただし生乾きだったり、汗や皮脂が付着したまま保管すると、虫食いの被害も考えられます。

保管前のケアは十分に行ってくださいね。

強度があるポリエステル素材だからこそ、ケアも楽チン◎

年間を通して活躍する身近なポリエステルだからこそ、ただしいケアや保管方法を知っておきたいですね。

混紡製品など、上手にデメリットを補えるアイテムを見つけましょう。

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