Tシャツのプリントは洗濯をすると剥がれる?正しいケアと長持ちさせる方法

2019 12/29
Tシャツのプリントは洗濯をすると剥がれる?正しいケアと長持ちさせる方法

Tシャツのプリント、ワンピースのプリント、アパレル製品では様々なプリントを目にしますよね。

一つ一つ触ってみると、同じプリントにも違いがあることに気づくはず。

プリント部分が硬かったり、色が薄かったり、繊細な柄だったり・・・

実はプリントの方法も多様だってこと、知っていましたか?

生地やどんな柄をプリントするかで、適した方法が違うんです◎

例えば、転写プリントはアイロン掛けで発色が蘇ることも!?

オリジナルプリントTシャツを作る場合も、ロットによってコストが違うのでプリント方法とお洗濯方法をまとめました!

目次

Tシャツや柄物に使われるプリント(捺染織物)の特徴

ピンクのTシャツ

一重にプリントと言ってもどのような種類や特徴があるのでしょうか。

プリントを始めとした染物について詳しく紹介します!

プリントの種類

一般的にプリントと呼ばれる捺染(なっせん)織物は、染料をプリント下地に付けて染色していきます。

「プリント」といっても、どんな柄をプリントしたいか、発注のロットによってもコストに違いが出てくることも。

“プリントの方法”

  1. 機械捺染(マシンプリント・ローラー捺染)
  2. オートスクリーン捺染
  3. 転写プリント
  4. インクジェットプリント
  5. ハンドプリント(手捺染)
  6. ファブリックプリンティング(布地への捺染)

など。

プリントといってもこんなに手法があるんです!

プリントの方法によってコストや持ちにも違いが出てきます。

もも
もも
無地染めした生地に薬品で色を抜く「抜染」という方法もあるよ

どうやって染めている?捺染の原理

プリントはスクリーンやローラーを用いて、染料や顔料をプリント下地に印捺し、熱蒸気を使って染料を繊維に浸透させて染め上げます。

水洗いで余分な糊や薬剤を取り、乾燥後樹脂加工をすることで風合いをよくさせて完成。

基本原理に加え、さらに細かくプリント方法は分類されていきます。

低コスト!機械捺染(マシンプリント)の特徴

花柄のプリント

コストがかからないプリントの特徴を紹介します!

細かい柄向き、ローラー捺染・マシンプリント

ローラープリントとは、彫刻をした銅ローラーを転がしてプリントをする方法を指します。

色の数だけ捺染ローラーが設置されていて、プリント下を色の順番に通過させてプリントをします。

高速度で回転するローラーで大量生産に向いているものの、デメリットとして柄を合わせるのが難しく、プリントのズレが発生することも。

ロールの型の円周が15インチ(38.1cm)が一般的なので大柄は不向きです。

小花柄や細いストライプが向いており、低コストで仕上げられるプリント方法。

効率がいいものの、ロールを彫る経費・機械に仕掛ける経費がかさむ上、色が6色までしか表現ができないのがデメリット。

  • 大柄はできないけど、細かい柄やストライプが向いてる
  • 大量生産向き
  • 低コスト

デジテルでエコな、インクジェットプリント

インクジェットプリントは型を使わずにデジタルで図柄をプリントすることができます!

柄を拡大したり、色味を微調整したり多彩な再現のプリントができるのが大きなメリット。柄のサイズに制限がないので大きな布地にもプリントが可能。

また、製版が不要なため、ローラープリントよりも廃材が少なくとってもエコな手法。

デジタルで編集しながら柄を作ることができるので、企画変更があった場合もスピーディに対応することができます。

デジタルでプリントするので小ロットの発注にも対応しています。

生地の展示会(プルミエールビジョン)などでもインクジェットプリントは主流!

オリジナルTシャツなどでも多く使われる手法です◎

  • 細かい柄表現が可能
  • サイズ制限がない
  • 国内外で多く取り入れられている主流
  • 小ロットにも対応

写真のデザインに向いている転写プリント

転写プリントは、まず紙に一度印刷を行います。

その紙の染料の乗ったパターンを熱と圧力で転写し、プリントを完成させる方法。

転写プリントは、型もいらず水を使用しないので公害を起こさないというメリットが特徴。

ただし、色が浸透せず表面にしか付けられないので、高温でプレスすることにより硬い風合いになりがち。

写真のデザインのTシャツなどによく使われていますね。

写真やグラデーションは転写プリントで可能!

もも
もも
高温の金属や合皮に触れると柄が移ることも・・・!真夏の車、気をつけて!

繊細!ハンドスクリーンプリント(手捺染)

少し高価な手捺染について紹介します。

機械では不可能は色柄を再現、手捺染(ハンド)

スクリーンを貼った型枠を使用して、職人の手で作られた捺染が「手捺染」

手作業なので、機械では出しきれない繊細な柄・微妙な色の表現もできるのが特徴。

オリジナル柄を依頼しやすく、特別感・高級感があるのがこの手捺染ですね!

大量生産はコストがかかるけれど、小ロットで発注ができるのも◎

厚手の生地に向いている、オートスクリーン捺染

手捺染と同様の型枠を1色ずつ作りベルトコンベアで生地を動かしてプリントする方法。

色も1色ずつ順番にプリントされます。

マシン捺染に比べてコストがかかりますが、厚地の織物やニット・ジャガードといった凹凸のある生地にもプリントが可能◎

最大20色まで使え、コストも低めです。

もも
もも
小ロットなら、インクジェットプリントよりも低コスト化できます!

プリントを長持ちさせるお手入れ方法

クリップ

Tシャツや柄物のプリントが使用されたお洋服。

プリントの剥がれや柄の色移りが気になるという方も多いのではないでしょうか。

プリント物の正しいお手入れ方法を知って、長く愛用できるコツを紹介します!

プリント剥がれをさせない洗濯のコツ

プリントは熱に弱く、洗濯を繰り返すことでプリントが剥がれてしまう点が大きなデメリット。

実は業務用洗濯やドライクリーニングに出すよりも家庭用洗濯機での洗濯の方がプリントを剥がさずにケアができるんです。

剥がれの対策方法として、プリント部分を裏返し、ネットに入れて洗濯をすると、プリントが剥がれにくくなります。

乾燥機などには入れずに裏返しにしたまま陰干しを。

この時に、素早く乾かすのがコツです!

特に、転写プリントは色が退色しやすいので注意。

たったこれだけでプリントの剥がれ予防になります。

洗濯時の漂白剤はNG

コットンTシャツなどの目立った汚れに漂白剤を使いたくなりがち。

けれど、プリント部分に漂白剤が付いてしまうとプリントの色も同時に落ちてしまいます。

部分的に手洗いやもみ洗いをし、プリントの色落ちを避けましょう。

プリントを長持ちさせるアイロンの方法

お洗濯の後にプリントにアイロンを当てる場合は、低温で当て布をし、押さえつけながら当てましょう◎

滑らせるとプリントが傷んでしまい、剥がれの原因にもなるのでNG。

また、転写プリントは低温でのアイロンがけにより色が濃くなります。

色落ちが気になったら一度アイロンを当ててみましょう。

・ドライクリーニングNG
・裏返してネットで洗濯(剥がれ予防)
・裏返しのまま陰干しをする
・低温で当て布をしてアイロンをかける

色柄物やプリント、買った時の色合いを長持ちさせたいですよね◎

お洗濯で気をつけるべき点は簡単。

正しい洗濯方法でプリントの剥離や色落ちは防ぐことができますよ。

スチーム機能もあるアイロンなら、転写プリントから細かい色柄物まで対応!

関連記事

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次