シルク(絹)お手入れ・取り扱い方法|洗濯はできる?着物やドレスも長持ちさせよう

ツヤ感があり高級感あるシルク。
独特な光沢と手触り、ドレープ性はお着物、ドレスなど晴れの日の主役となる素材。
普段使いできるスカートやワンピース、スカーフなど様々な商品にシルクは使われています。

市販の染み抜きが使えなかったり汚れを落とすはずが、逆に生地を痛めてしまったり繊細な素材でもあります。
高級な素材だからこそ、正しいケアを知っておきたいところ。

シルクってお手入れが難しい印象ですが、どのようなケアが的確なのでしょうか。
高級シルクを長持ちさせる、正しいケア方法をお教えします◎

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シルク(絹)とは?特徴を解説

シルクのお手入れ

まずは、シルクはどのような素材なのか解説をします!
シルクは繭繊維(まゆせんい)といい、蚕(かいこ)から作られた繊維です。

蚕→繭→生糸→練り絹

長繊維(フィラメント)と呼ばれる、長ーーい生糸(約1200~1,500m!!)で紡績も不要です。天然繊維で長繊維はシルクだけ!
撚りを加えていない生糸を精錬した糸を、練り絹(絹糸)と呼ばれています。

【絹の種類】
野蚕(やさん)絹・ワイルドシルク|野生の蚕からとっともの。太く節があり、ネップ(糸のかたまり)がでる
家蚕(かさん)絹・マルベリーシルク|室内で育てられた蚕からとったもの
絹紡糸(けんぼういと)・スパンシルクヤーン|絹の屑繊維を混ぜて撚りをかけたもの

シルクは動物性のため、主成分はたんぱく質、厚さ3デニールと薄い!!

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女子のタイツの定番はだいたい80デニール、、、

家蚕絹は主にドレスや和服、スカーフ・ニット等のに使われることが多く、野蚕絹はインテリアにも多用されています。

高級感抜群!シルク(絹)のメリット

それでは、シルクの良いところを紹介しますね!

どの繊維にも負けない光沢感・高級感

シルクといえば、やはりツヤのある光沢感が最大のメリットと言えます。
細くて軽い素材なのでドレープ性があり、独特の光沢と感触。奮発してシルクのスカートを買った時は、それはもうワクワクでずっと触っていました。

シルクがドレスや着物に多く使われるのは納得ですね。

最近では、値段を安価にするためにポリエステルなどシルクに似せた安価な素材のドレスも多く出ていますが、やはりシルク独特の光沢感は憧れです。

キュッと絹なり|シルクは丈夫でほどけにくい

細くて軽いシルクですが、とっても丈夫!
「絹鳴り(きぬなり)」という言葉があるほど、シルクのスカーフを結ぶと「キュッ」と音が鳴ります。

ハリやコシがあるので、シルクはスカーフにも多く使われているんですね。
ほどけにくいのもシルクの長所です。

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夢はエルメスのスカーフ「カレ」・・・いつかは欲しい!

シルク(絹)のデメリット・取り扱い注意点

シルクのお手入れ取り扱い方法

高級感があり、高貴なシルクですが、取り扱い方法はとても繊細。
シルクの取り扱いで注意するべき点について解説します。

シルクは紫外線で黄変する

シルクは太陽や蛍光灯の紫外線で変色してしまうデメリットがあります。
変色は、シルクを取り扱う中で一番注意したいポイント!

黄変の理由は、空気中の酸素や紫外線によってアミノ酸が酸化し、分解されメラニンに変わるため。
白物のシルクのお洋服、お手入れなしでは徐々に黄ばんでいくのです。

太陽光はもちろんですが、蛍光灯の下でも黄変してしまうので、保管の際は光に注意しましょう。

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人間が紫外線で日焼けするのとおなじ・・・

虫害・カビが発生する|お手入れで対策

シルクは虫害と、カビにも注意が必要!

光沢があり、一見汚れがなさそうだからといってシーズン終わりのクリーニングを怠ると大変なことに・・・
絹はタンパク質が成分なので湿度の高いところや、汚れが付着した状態で放置すると、すぐにカビ・虫害の被害に遭ってしまいます。

翌年着ようと思ったら「カビだらけ!!」なんて悲しいことも珍しくありません。
また、クリーニングに出してお手入れしても、ビニールカバーのまま保管・・・なんてことしてませんか?

クリーニング後のビニールのまま保管したり、通気性の悪い場所はカビが増殖する原因となります。

せっかくクリーニングに出したとしても、カビだらけになることも!!
クリーニング後のビニールはすぐに外しましょう◎

不織布など通気性の良いハンガーカバーを使って保管してくださいね。

また、梅雨の時期の湿気はもちろんですが、夏の汗にも注意!

シミも発生しやすいシルクは、雨天の着用は避けた方が◎汗ジミの予防にもゆったりしたシルエットや吸湿性の良いインナーの着用がおすすめ!

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ゆったりしたシルエットのシルクは摩擦による毛羽立ち対策にもなるよ!

値段が高い

絹といえば高級感。高価なのでなかなか手が出ない。。。

お手入れも大変、、、ということで普段着としてよりも特別な日に着たいですね!
高価だからこそ、スカーフなどの小物で取り入れるのは上級者◎

▽フィラメントレーヨンは、シルクに近い風合いを出した再生繊維

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シルク(絹)のお手入れ・洗濯方法

シルクお手入れ取り扱い方法

デメリットも多くあるシルクですが、正しいお手入れで長く着用できる方法を紹介します!

セルフお手入れはなるべく避けたい

シルクはほとんど洗濯機の使用は不可。

洗濯機を使うと、摩擦によって毛羽立ちが発生し、せっかくの光沢感と肌さわりが台無しになってしまします。
それでも自宅でお手入れをしたい!それなら手洗いで部分的なケアを。

最近ではシルク混紡で手洗い可の商品も多く出ています。
手洗いでお手入れする場合は、シルク専用の中性洗剤を用いて振り洗いを。裏向きにして洗うのがポイント!

絞るのはNGなので、すすぎを十分行ったあとは>バスタオルで抑えながら水気を取ってください。
そのあとは陰干しをすると◎

化学物質と相性が悪いため、柔軟剤や漂白剤を使うなんてもってのほか!!

水洗い可能なシルク製品はある?

ほとんどのシルク製品は、水洗い不可ですが、最近では「水洗い可能」なシルク製品も登場しています。

ただ、、水洗いができるシルクは表面が白っぽく、粉を吹いたような素材感になっています。

これは、生地の段階で繊維を分離させて、水洗いによって生じる変化を抑えるため。
シルク混の商品もデリケートなのでネットに入れて取り扱いをするのがオススメ。

水洗い可能を謳っていないシルク製品は、やはりドライクリーニングでのお手入れが間違いありません。

宅配クリーニングで失敗のないシルクのお手入れが確実

正直、セルフで絹をお手入れするのは避けた方が良いです。
普段着のブラウスやスカーフなどの、ちょっとした汚れならダメージは少ないかもしれません。

けれど、ドレス・着物の汚れ、年に数回着るか着ないかのアイテムは、年月が経ってから徐々に汚れが浮き出てくるので頑固。
汗などのタンパク質の汚れは初めは透明でも徐々に変色し、数年後には茶色く目立った汚れとして浮き出てくるのもシルクではザラです。

やっぱり着用後にドライクリーニングに出すのが、一番シルクを長持ちさせる方法。

先日、100%シルクのシャツを宅配クリーニングを利用して出してみました。
自宅で洗えないシルクほど、丁寧にお手入れを行ってくれるので安心ですよ◎

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シルクはやはりクリーニング必須!
お手入れ代をケチらないで欲しい素材。

ドライクリーニングから戻ってきたら、風通しの良い日陰で保管をしましょう。

ここぞという時に身につけたいシルク。
正しいお手入れと保管で、長く着て思い出も残してくださいね。

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