アパレル業界の給料は低い？販売員の月収アップの秘訣と手取りの違い

低収入といわれるアパレル業界。

アパレル販売員はアルバイトだと時給が安く、正社員になっても手取り20万程度ということも多々あります。

さらに給料の中からファッション・美容にも気をつけるための支出も多く捻出されほとんど手元に残らないのが現状。

ただ、新卒や経験が浅いと収入は低いですが、キャリアアップを繰り返すと給料アップが望め、年収もアップしていきます。

本記事では、アパレル業界は昇給や昇進で給料はどのくらいアップするか、新入社員・新卒の給料についてくわしく解説します。

アパレル販売員の月収は？給料・ボーナスの金額

アパレル販売員って実際いくらくらいもらっているのか、現状をぶっちゃけます。

アパレル正社員の平均月収とボーナスはいくら？

画像引用：アパレル販売の仕事の年収・時給・給料（求人統計データ）

賃金構造基本統計調査 職種DB第１表 ｜e-Statによると、アパレル正社員の平均月収は25万円ほど。

アパレル業界に就職して初任給となると、18万円前後が平均的です。

アパレル大手企業なら、3ヶ月分以上のボーナスが出たりと企業によってさまざまです。

ボーナスの平均額は40万円（年）ほどで、年収350万円程が平均といわれています。

同じ館内で働く別のショップの販売員やアパレル仲間に現状を聞くと、ボーナスなんて出ない！なんて会社も珍しくありません。

新卒で最初のボーナス(アパレルだと7〜8月ごろが多い)は、勤続数が少ないこともあり、他の正社員よりも額はウンと低いのでアテにしないほうがいいかもしれません。

昇進・昇給を経ると手取りの平均月収は増える？

アパレル販売員から昇進して副店長・店長と役職がつけば給料・年収はUP。

昇給・経験給がついても1年後に増える収入は月3,000円程度。

昇給ではほとんど収入がアップしないのがアパレル販売員の給料の現状。

年収に換算すると給料にほとんど変化はありません。

昇進できるのは大勢の販売員の中から一握りですし、どんどんふるいにかけられます。

そしてアパレル販売員の給料って、店長になったとしても急激にアップする訳ではなく、微増するだけ。

実際、私が店長になって上がった給料は役職手当として１万円程度のアップでした。

どんなに頑張っても、月収約30万(手取り約25万)・年収400万円ほどでアパレルの収入は頭打ちではないでしょうか。

アパレル販売員が月収アップする方法

アパレルで月収がアップする方法を紹介します。

歩合、インセンティブで稼ぐ

アパレル店員の場合、月給は低くても売上によるインセンティブが入る場合もあります。

個人売りに応じた歩合や、館のハウスカード（クレジットカード）紹介によるインセンティブもあります。

そのまま給料に反映する場合のほか、社内クーポンや商品券として支払われることもあるので、月給以外の収入源に力を入れてみましょう。

各デベロッパーで行われる接客コンテストなどにも参加して、表彰されるのも貢献度が高いとみなされ、昇給にも繋がるでしょう。

残業する

給与が少ないアパレル販売員、収入をアップさせるために残業をするという人も少なくないのでは。

残業代分は時給換算され、夜22時以降は深夜手当がついたりするので残業手当を目的に遅くまで仕事する人もいます。

しかし、残業代目当ては目先の収入はあっても長期で考えると無駄であることが多いです。

だらだら残業するくらいなら、勉強や趣味に時間を費やした方が知識が蓄えられて長期的にはプラスです。

目先の残業代で稼ぐしかないのなら、先が見えないので、いますぐ無駄な残業はやめましょう。

昇給・昇進

どの企業でも、毎年人事評価を行い次の年度の給与が決まってきているはずです。

売上げなどの業績がよければそのまま昇進して給与アップが実現するでしょう。

また、経験給として勤続年数によって給与が加算される場合もあります。

ただし、昇給があったとしても月収が一気に上がるわけではありません。

キャリアを積んで、昇給を重ねれば新卒の初任給の時に比べて給料はアップしていきます。

販売員→副店長→店長と昇進していったわけですが、先ほども申し上げたように店長になっても店長手当ては10,000円でした。(私の場合)

負担や責任が増した上、やらなくてはいけない仕事が一気に増えても手当ては毎月1万円でした。

確かに給料上がったけど、一気に月収が上がった印象はありません。

転職

同じ会社で働き続け、やっとの思い出昇進してもそんなに給料は上がりません。

繁忙期が過ぎ閑散期に入って余裕が出た頃や、年度の変わり目に今後のキャリアについて考えるいい機会がやってきます。

正直、手っ取り早く給料アップするなら、転職が早いです。

どんなに長く続けていても出世の見込みがなく、仕事内容に見合った給料がもらえているとは感じられません。

アパレルで給料がアップする転職成功の方法

アパレルで給料をアップさせたいなら、転職をするのも手です。

アパレル業界に特化した転職エージェント

ただ転職といっても、せっかく積み上げたキャリアがあるのならアパレル業界内で転職することが月収・年収アップに近道。

アパレルは稼げないからといって、全く別の職種に転職するとまた1からやり直し。

アパレル企業でも、本社なら事務や総務はもちろん、WEBデザイン・エンジニアなどの技術職・マーケター・販促など職種はさまざまあります。

新しいことを始めるにしても、今まで培ってきたキャリアを活かせた方が、さらなるキャリアアップも見込めます。

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フリーターならアパレル特化派遣会社へ登録

画像引用：アパレル販売の仕事の年収・時給・給料（求人統計データ）

学生や主婦・フリーターの場合、アパレルでの直接雇用は時給が低く非効率。

高収入を狙うなら断然派遣会社の活用がおすすめ。

派遣社員は高時給を設定しているのでアパレル業界でも高収入が実現します。

上記の画像のように未経験でも1,300円から1,800円くらいの時給で収入にブーストをかけられます！

しかも、派遣社員だと正社員には敵わないんじゃないかと思われがちなんですが、派遣社員にも福利厚生があり、時給によっては正社員より収入が高いこともザラ。

おすすめのアパレル派遣・求人サイトはIDA（アイディーアクセス）です。

未経験ならアパレル特化転職サイト

アパレル販売員の仕事・未経験で高収入を得るのは大変なので、求人選びはかなり重要。

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派遣社員のほか、正社員登用の求人もあり、ライフステージに合わせた求人で長く働くことができます。

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アパレルの給料についてよくある質問

アパレルの給料についてよくある質問に回答します。

アパレルで給料が高いブランドは？

アパレルで給料が高いブランドは下記のとおり。

	企業名	全社員の平均年収
1位	株式会社ナイキジャパン	862万円
2位	スウォッチジャパングループ株式会社	757万円
3位	株式会社ファーストリテイリング	745万円
4位	スタイレム瀧定大阪株式会社	705万円
5位	蝶理株式会社	669万円
6位	帝人フロンティア株式会社	663万円
7位	豊島株式会社	655万円

アパレル業界で給料が高い職種は？

画像引用：WWD JAPAN

最も平均年収が高いアパレルの職種は「マーケティング職」。

新業態やECサイト、SNSでの広告がメインとなり、マーケターによる販促戦略が重要となっています。

次いで、「MD・バイヤー」「営業・店舗開発」といったブランドの基盤を作る職種の給料が高い傾向にあります。

まとめ

本記事では、アパレル業界の平均年収や給料アップの方法を紹介しました。

せっかくアパレルで働くなら、高収入でキャリア相談もできる派遣会社を選ぶべきです。

今の給料に不満がある、もっと昇給したいと思うなら一つの企業に固着するのではなく、視野を広げてみるといいかもしれません。

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