これからアパレルの面接を受けるという方。
面接でどんな質問されるんだろう?など不安ではないですか?
こんにちは!アパレル店長ももです◎
採用担当をしている私が、アパレル販売員として欲しい人材や面接のポイントを面接官目線でお教えしています。
今回は「逆質問」について。
最後に聞かれる「何か最後に質問はありますか?」という質問ですね。
この逆質問、アパレルの面接では100%と言っても過言ではないほど聞かれるので絶対に準備をしておいて欲しいところ!
もちろんアパレルの面接以外にも逆質問はされることが多いので、知っておくと役立ちます◎
面接でほぼ聞かれる逆質問ってそもそもなに?
志望動機や意欲をアピールし終わり、面接官側が仕事内容等を説明してくれ、面接もいよいよ終盤。
次に何を訊かれるだろう、とドキドキしているとこんな質問が飛んできます。
面接を何度か受けたことがある方なら、このフレーズは絶対に聞いているのでは。
これが逆質問です。
アパレル面接で行われる逆質問の目的とは?
なぜ、面接では最後に逆質問が行われるのでしょうか。
その答えとして、面接官は多くの志望者の中から意欲のある人、社風が合う人を精査しなければなりません。
この逆質問を行うことでその人らしさや個性の見極めができます。
また、志望者側から面接官に逆質問をしてもらい、現時点の不安を解消ができるため入社の意思を固めてもらいやすい役割りもあります。
アピールしたいポイントに合わせた好逆質問例
では、アパレルの面接ではどのような内容の逆質問をしたらいいのでしょうか?
入社後のビジョンをアピールできるチャンス
転職での面接の場合は、志望者がどのくらいのやる気があるのか面接官は知りたいもの。
そのアピールとして入社後のビジョンとキャリアプランをセットにした質問を。積極性が伝わりますね!
自分のペースで〜という内容の返答よりも、意欲が伝わる質問ですね。
スキルアップしたいという内容やポジティブな質問をすると好感度も高い◎
やはり、やる気を感じる志望者さんと一緒に働きないなと思いますからね!
すでに勉強をしている点を伝えた上、さらに意欲をアピールできます。
確信犯!?逆質問で長所を再アピール
〇〇には、「人とすぐに仲良くなれる」「友人のファッションについてよくアドバイスする」など、あなたが思うアパレル販売員に必要なスキルをアピールしましょう。
それを持っています、という点をアピールするのです。
と、面接官に「必要なスキルを持っている」をアピールが可能。最初の自己PRで伝えきれなかったこと、後半で思い出したりするものです。
逆質問タイムは面接官に印象に残るアプローチができるボーナスタイム!上手に逆質問を活用しましょう。
ただ、これ見よがしに私はあれもこれもできます!と強引になりすぎないように注意。
社風や職場環境が合うか見極める
面接官個人に質問をするパターンです。
アパレル販売の面接では主に店長やSV(スーパーバイザー)、販売マネージャーが面接官をつとめることが多く、販売経験者の生の声を聞けます。
面接官の体験談を聞き、それに共感をすると好印象。
志望者側もホームページや求人では見えない実態を知ることもでき、入社後の「こんなはずじゃなかった、こう書いてあったのに」の失敗を避けられるのもメリット。
・伝えきれなかった長所もアピールできる最後のチャンス
・疑問をクリアにし、理解しようとする姿勢は好評価
・「体験談」を話してもらい、社風を再確認◎
面接に落ちる?聞いてはいけないNG逆質問例
ここからは、避けたがいい逆質問について解説します。
ホームページ等で調べればすぐにわかる質問
まずは面接を受ける企業のホームページ・求人をチェックしましょう。
事前に調べてすぐにわかる内容を質問するのはNG。
面接前に企業のHPを確認するのは必須です。逆質問対策だけではなく、企業理念や職場の雰囲気もイメージでき、自己PRもスムーズに行えるメリットがあります。
面接官としては、事前によく調べてくれているのは好感度が高いですし、やる気も見受けられますよ。
待遇に関する質問
給与や休日についても気になるところですが、ガツガツと接遇面についてしつこく聞くのはNG。アパレルって長時間労働・平日休みのイメージがついてるのでなおさら気になりますよね。
けれど「給与と休日しか頭にない」という印象も受けられかねません。
とはいえ、昇級等については知っておきたいですよね。
聞いておく場合は、「将来的には〇〇がしたい」などポジティブワードを前置きすると◎
面接官と志望者は対等です。面接官側が優位というわけは決してありません。
逆質問の際に、待遇面の質問をすることももちろんできます。
ただ、待遇に関するデリケートな質問は、最後の逆質問ではなく、企業側が給与についての説明をされた後に質問をしておきましょう。
面接官がすでに説明した内容の質問
面接中って緊張もするし自分のアピールをしなきゃと、いっぱいいっぱいになってしまいますよね。
面接官が説明してくれた内容をつい質問してしまうなんてこともありがちです。
これ面接官側は「話を聞いてないな」「集中できてないな」という悪印象を抱きます。緊張していて、は理由になりませんよ!説明した内容を聞き直すのはもってのほか。
ただ、説明してくれた内容で、さらに詳しく知りたい事柄の質問は好印象!疑問に思ったらすぐに解決できるような行動を取れるとみなせます。
説明してもらったことについて、わからない部分があれば掘り下げた質問をしてみましょう◎
わからないをその場で解決する人材は必ず伸びる。「伸びシロ」があるという好印象も与えられます!
・事前に調べていればわかること、説明を聞き直すのはNG
・接遇面は逆質問時ではなく、面接官が待遇の説明をした際に先に質問を
逆質問はどれだけでも質問していい
逆質問されたら、面接官に聞きたいことがあれば何個でも質問を受け付けます。
疑問がクリアになるまで聞いてみよう
面接の時間が許す限りですが、逆質問は一つでなくてもいいんです。
面接前に準備していたとしても、面接中に「これも聞いておきたい」ということも出てくるかと思います。疑問点はその場で解消できるようにしましょう。
面接官側も、志望者の疑問をクリアにしておきたいもの。
やはり、仕事内容や基本的なシステムを理解してもらった上で実際に働くか決めてほしいですからね。
何か質問をしなきゃ!と焦るかもしれませんが、逆質問はどんなアパレル業界以外の面接でもほぼ聞かれます。
「特にありません」でも大丈夫?
焦ってNG質問をしてしまうのなら「今のところ特にありません」の方がまだマシ。面接官からの説明があった内容で疑問がクリアになっていればそれでも十分です。
本当にわからない点もなく、この回答をするのなら、
と、一言加えるのが◎
逆質問をしなかったから落ちたということではなく、アピール不足やスキル不足・マナーが不採用理由になることが多いです。
けれど、何を聞かれるかわからない面接において、逆質問は聞かれることだとわかっているのなら事前準備は入念にしましょう。
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