アパレルの販売員をするなら、まずは派遣社員として働いてみましょう。
専門的な知識や接客力が試され、向き不向きがあるため、直接雇用よりもまずは派遣会社を通じて試してみるのがおすすめです。
しかし、アパレル派遣社員は「やめとけ」「キツい」という声も多く上がっています。
やめとけ、といわれると不安……
たしかに繁忙期のアパレルショップは熱気が溢れ、忙しくて休まるヒマもありません。
- なぜアパレル派遣社員はやめとけと言われるのか
- 派遣社員と直接雇用のアルバイトはどっちがいい?
- 派遣社員として働くメリット・デメリット
- アパレル業界に向いている人
- アパレル派遣社員の求人の探し方
本記事では、アパレル派遣社員として働くのはなぜ辞めておいた方がいいのか、注意点のほかにもメリットもくわしくお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
アパレル派遣社員をやめとけと言われる理由
まずは、なぜアパレル派遣社員はやめとけと言われるのか、その理由とデメリットを紹介します。
繁忙期(年末年始・セール時期)がある
アパレル業界は定期的に繁忙期が訪れます。
特に年末年始や夏のセールの繁忙期は、がっつりお客様一人ひとり接客するわけではなく、声出し・ご案内・品出し・ストック管理が主な派遣アルバイトの仕事。
一日中店頭とストックを動き回るので体力的にキツいといわれています。
商品ストックの倉庫が店頭からかなり離れた場所にある場合も……
閑散期には派遣案件が少ない
アパレル業界の閑散期は2月と8月。
この時期は大きなセールが終了した後で季節の終わり頃のため服を買う人が少ない時期です。
正社員でさえ、2月8月に長期休暇を取るほど暇!
そのため、アパレル業界ではこの閑散期に短期派遣のアルバイト案件はほとんどありません。
もしも夏休みである8月にアパレルの短期バイトをしたいと考えるなら、6月後半〜7月のセール時期に少しずつ始めるのがおすすめ。
ただし、長期の派遣社員の場合は閑散期にじっくり社員から仕事を教わることができます。
短期派遣は社販適用外の場合もあり
アパレル販売員は、服が社販(社員割引)で安く買えるメリットがありますが、派遣先によっては短期の派遣アルバイトは対象外の場合もあります。
服が安く買いたいから、とアパレル派遣で短期アルバイトを探すなら注意!
長期派遣社員でも、直接雇用スタッフと割引率が違うことも……
短期・長期共に派遣社員は、派遣会社の人間なので就業先での雇用ではないため、福利厚生に違いがあります。
ただし、派遣先の会社によるため就業前に確認してみましょう。
アパレル派遣社員のメリットと向いている人
「やめとけ」と言われやすいアパレル派遣社員ですが、メリットはあるのでしょうか。
くわしく紹介します。
契約終了後も次の派遣先が見つかりやすい
短期バイトをするたびに直接雇用の求人を探すのは面倒……
アパレル派遣社員は、限られた時間でも素早く派遣の求人案件が見つかりやすいです。
年末年始だけ・夏休みだけ等、短期でアパレルで働きたい人も派遣会社の活用も可能。
短期の派遣アルバイトが終わった後、また次の短期派遣アルバイトも登録した派遣会社から探すことができるのは効率的です。
また接客の経験ができると、アパレル以外でも飲食店や雑貨店、化粧品販売など幅広いジャンルで働きやすくなります。
職場環境をチェックできる
正社員や長期で雇用となっても、職場の人間関係や社風の合う合わないの不安は付きもの。
派遣社員として入店するメリットとして、事前にどのような職場環境か把握ができます。
派遣社員として雇用されれば、もし環境が合わなかったとしても割り切ることができます。
環境が合わなかったら別の派遣先を探せる!
将来的にアパレル業界に就職したいと考えたときに、就活のめやすにもなるはず。
会社内でも業態やブランドによって特色が異なることもあるので一概には言えませんが、短期で何社か回ると傾向も見えてくるでしょう。
月給がアルバイトよりも高い
派遣社員の場合、毎月の給料は派遣先ではなく派遣会社から支払われます。
そのため、直接雇用のアルバイトよりも時給が高く設定されていることがほとんど。
場合によっては、正社員より給料が高いことも……
さらに、福利厚生も直接雇用よりも充実していたり、有給休暇がとりやすかったりします。
高時給で働きたい場合は、アルバイトよりも派遣社員として働く方が年収アップに繋がります。
兼業(副業)・学生の短期派遣ならおすすめ
兼業(Wワーク)でアパレル販売員をしている人も実は多数います。
筆者が働いているショップでも、主婦のスタッフから夜はキャバクラ嬢をしていたり、クラブで働いていたりさまざま。
アパレル業界で正社員になると副業が禁止という会社もまだまだあるのが現状。
副業・兼業がしたいなら派遣やアルバイトとして働く方法がとりやすいです。
特に年末年始は長期休みの会社員も多いので、この繁忙期のみ兼業で働くというケースは珍しくありません。
土日のどちらかだけアパレルで働く会社員の方も多いよ
学生時代にアパレル販売員のアルバイトをしていたという方も目立ち、年末年始だけ出戻りでアパレル販売員として働いてみるのも手です。
失敗しない!おすすめなアパレル派遣会社
おすすめなアパレル派遣会社を紹介します。
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画像引用:アパレル派遣なび
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アパレル派遣会社選び、よくある質問
アパレル業界の派遣会社選びで、よくある質問にお答えします。
派遣を辞めたいときはどうすればいい?
派遣先が合わない、別の職種やブランドにも興味があるというとき、派遣会社の担当者に相談してみましょう。
いまの派遣先を辞めて別の派遣先を紹介してもらえます。
正規雇用を目指して派遣を辞める場合も、紹介派遣として派遣先に正社員や直契約のアルバイト・パートとして働けるケースもあります。
40代〜50代でもアパレル派遣社員で働ける?
アパレルの派遣は、40〜50代でも活躍している方が多くいます。
経験を活かして即戦力として重宝されるだけではなく、未経験でも派遣会社の接客セミナーや研修を受けることによって安心して働きだすことができます。
年齢で諦めず、挑戦してみましょう。
ハイブランドの求人はある?
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老舗のアパレル販売員向け派遣会社なので、大手セレクトショップやハイブランドで働きたい方におすすめです。
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アパレル派遣社員はやめとけと言われる理由:まとめ
本記事では、アパレル派遣社員はなぜ「やめとけ」といわれるのか、その理由から実際のメリット・デメリットまで幅広く紹介しました。
一方、直接雇用よりも給与水準が高く高月収であったり、短期でさまざまなショップを経験できたりとメリットも多数あります。
まずは、自分に合った働き方を見つけてアパレル販売員としてのスキルアップをめざしましょう。
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