アパレル業界で欠かせない職種バイヤー。
アパレルショップで見つけたアイテムで「こんな可愛い柄探してた!!」と感動することも多いはず。
あなたが気になったその商品、あなたに出会うように仕組んだ仕事をしている人がいます!
MDが作成した販売計画やシーズンビジュアルやブランドイメージに沿ってバイヤーがお店の「商品」を選定しています。
バイヤーは店頭に商品が並ぶまで、どのような仕事をしているのでしょうか。
本記事では、バイヤーの仕事内容から求人の探し方まで詳しく紹介します。
アパレルのバイヤー、どのような仕事内容?
まずは、バイヤーの仕事内容について紹介します。
海外やメーカーで買付けを行う
アパレル業界に詳しくなくても、よく「バイヤー」という職業は耳にしませんか?
食品業界や家具・家電業界などでもバイヤー担当っています。
その名の通り、小売業で商品を買い付ける仕事です。
アパレルのバイヤーは主に海外ブランドやメーカーからの買い付けですが、ショップのコンセプトや、MDが提示したシーズンマップに沿った買い付けを行います。
出張が多い?国内での仕事内容は?
ヨーロッパやアメリカに買付けを行うだけではなく、中国などのアジア圏のメーカーからも買付を行うため出張が多いバイヤー。
中国の卸しサイトであるアリババやタオバオをつかいながら買付を行うケースもあり、必ずしも出張が必須というわけではありません。
国内でのトレンドや市場のリサーチもバイヤーの仕事の一つです。
買い付けだけじゃない、商品を売り出すのもバイヤーの仕事
MD計画を元にバイヤー自身の感性を活かして買い付けた商品。
ただ買って店頭に並べるだけでは商品の魅力は最大限に活かしきれません。
買い付けたブランドのコンセプトや商品の特徴を、店舗に落とし込みを行います。
買い付けた経緯や、打ち出し方法を丁寧に伝えましょう。
このスカートがあってこその、このブラウス!
シーズン前にMDとバイヤー商品説明会を行うショップも多く、なぜこのブランドを買い付けてこの値段にしたのかを落とし込みます。
ただ資料として配布されるより、バイヤーの個人的な思いを添えられてると、売り場側も答えよう!!と揺さぶられるんですよ◎
アパレルバイヤーが向いている人
営業職経験者はバイヤーは向いてる
わたしの勤務しているアパレルショップはいわゆるセレクトショップ。
海外ブランド・ドメスティック(国内)ブランド・オリジナル(セレオリ)の構成で、ショップコンセプトや雛形の価格帯を崩さずにバイヤーが買い付けを行います。
バイヤーはただ単に自分の好きなものを買い付けるだけでなく、予算や需要、価格帯が適切かも考える必要です。
センスと交渉力も問われる仕事。価格交渉も行うから、コミュニケーション能力が高い人向いてる!
メーカーや海外ブランドとも商談を行なうので営業職経験者もバイヤー向き!
オフィス勤務の中でも社外の人と仕事をする場面も多いので、コミュニティが広がりやすい職種でもあります。
海外出張で宝探し。刺激をたっぷり吸収できる
バイヤーって海外・国内共に出張も多い職種。
セレクトで海外ブランドを取り扱う場合は直接海外へ買い付けに行ったり、メーカー・生産工場へも足を運びます。
生産工場は国内では地方都市、海外ではアジアを中心に出向くことが多く、自分の足で商品を見つけていくので、各地で刺激をたくさん受けられるのもいいところ◎
世界中のブランドから、日本のトレンドや需要に合わせたアイテムを見つけ仕入れを行うので感性も身につきますね。
ふと見にいった展示会で理想のアイテムが見つかって、それがヒットするなんて事も!
海外出張は宝探し。新興ブランドもどんどんバイヤーが開拓して発信するお仕事です。
ブームを作るのは大変で、激務で辛く感じることも
ただ、振興ブランドを発掘・ブームを作るのがバイヤーの大変なところ。
やりがいも十分ですが、売上を上げるためにも世間と剥離しすぎない・自己満にならないように買い付けを行わなければいけません。
個人経営のお店でMDから販売まで自分の手で行うならまだしも、ブランドに所属してバイヤーを行う場合は情報収集のアンテナを常に張っていなければならないので、重圧もかかる。
日常生活のどこにヒントが落ちているかわかりません。
注数、これだけ積んで本当に売れるかな、と確定ボタン押すのにドキドキ……
バイヤーの求人の探し方、雇用形態
それでは、どのようにバイヤーの求人を探せばいいのでしょうか。
在宅・フリーランスで活躍もできる
心に駐在を目指す方にもおすすめ!
また、会社に属さずにバイヤーをやりたい!という方はバイイングのノウハウを身につけてフリーランスとしても活躍できる職種。
アパレルってフリーランスとして活躍できる部門が少ないですが、好きなものに囲まれて、好きな場所で、好きな仕事をする。
バイヤー職はそんな生活への近道にもなります。
海外駐在バイヤーになる
アパレルのバイヤー職は、海外旅行が好きだったりグローバルな視点の方も目立ち、海外に駐在して仕事をしている人も多くいらっしゃいます。
ヨーロッパだけではなく、中国や台湾、東南アジアに拠点を置き駐在するパターンも多いです。
英語や現地の言葉が話せたり、海外に勤務したい人はチャレンジしてみましょう。
アパレル向け転職エージェントで探す
正社員としてバイヤーの求人を探すなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
アパレル業界に特化した転職エージェントなら、専門性も高く優良な求人を紹介してもらえます。
本気でバイヤーを目指すなら、昇進や社内公募を待つよりも転職するのが一番の近道で確実といえます。
特に、アパレル業界特化のクリーデンスなら、アシスタントバイヤーとしての求人も見つかります。
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学歴や資格は必要?
アパレルのバイヤーの仕事は特に必須な資格はありません。
転職や就活の際には、日本ファッション教育振興会主催のファッションビジネス能力検定試験、繊維製品品質管理士、衣料管理士など、ファッションやアパレルに関わる資格を持っていると有利です。
資格試験の通信教育フォーサイトでもファッション向けの資格講座が多数あります。
バイヤーの仕事まとめ
販売員としてアパレル経験があったり、営業職経験・海外駐在志望があればバイヤー職に応募してみましょう。
専門職だからこそ、確実に就職・転職をしたいですね。
バイヤーは海外を飛び回り、国内でも多忙な仕事ではあるけれど、好きなものの宝探しはやりがい十分。
街で、自分が発信したオリジナル商品を持っている人みたりしたら感動するはず!
誰かの心を揺さぶるアパレルバイヤーの仕事とても素敵ですよ!
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