就職活動に力を入れて、高い倍率を突破して憧れのブランド・企業に新卒で就職できたけど、思ってたのと違ったからもう辞めたい。
でも新卒の就活頑張ったのに辞めたら水の泡か……
少しづつ新卒で「正社員」としての仕事に慣れてきて気持ちに余裕がで始めた頃。
そう思うこともあるはず。
とはいえ、新卒でも仕事を辞めて新しい環境に挑戦した方が、結果的によくなる人は多くいます。
続けた方がいい人、辞めた方がいい人の違いを紹介します。
新卒でアパレル企業に就職したあなたの今後について、力になればと思います。
新卒で就職したのにすぐ辞めたい理由
新卒で入社したけど辞めたい、その理由は何なのか紐解いてみましょう。
ケース①就職後の仕事の理想と現実の格差
学生の頃から憧れていたアパレル業界に新卒で入社してぶち当たるのは、理想と現実ではないでしょうか。
華やかな仕事のイメージであるアパレルですが、実際は体力的にも精神的にも消耗し地味な作業も多いですよね。
新卒だと始めはひたすらバックヤードにこもってストック管理をしながら商品を覚えたり、慣れない接客で冷たい態度を取られたり。
また、配属先が希望のブランドや地域でない場合も新卒ではよくあること。
そう思うのが、慣れない仕事で辞めたくなるきっかけではないでしょうか。
下積み時代にどれだけ努力したかで2〜3年後に違いが出てきます。
ケース②おかしい…それはブラック企業だった
就職してGWの長い休みを経てまた日常の仕事がスタート…
しばらくして仕事に少し慣れて来た頃に学生時代の友人と集まったり、地元に帰省したりと、会社以外の人と接する機会が少しずつ増えて来た頃ではないでしょうか。
友人の近況を聞いていると、自分が身を置いている企業と差が明確になり不安も生じませんか。
新しく覚えるべき仕事の進捗や、環境、上司…こんなもんかな?と思いながらも悩んでいた点を、友人はそつなくこなしていてむしろ楽しそう。
新卒で半年でも、引っかかる点や違和感があれば早急に辞めて転職するのがおすすめです。
もしかしてブラック?
意外と、直感て当たるもの。
ズルズル長く働くと、本来ありえない残業時間やサービス残業でも感覚がマヒして「仕事だから当然」と思うように…
お金はなくなったらまた稼げばいいけど、失った時間は戻ってきませんよね。
ケース③新卒のアパレル業界は給料が低い
アパレル業界は、給料が確かに低い現状。
新卒なら特に、だいたい基本給で18万前後というところ。
2年目、3年目と年度ごとに昇給はしていきますが、正直大して給料が上がるわけではありません。
役職がついたり、昇進すれば別ですがそれまで持つかどうか…
結構給料がネックで新卒で入社してもすぐ辞めてします社員もいます。
もちろん、下積みのあなたに高給料は会社側としてリスクとなります。
給料以上の仕事をしなければ希望の金額はもらえないものです。
胸を張って給料以上の仕事をしていることを上司にアピールできれば自然と年収は上げられます。
新卒でアパレル辞めたい、それでもとどまる理由はなに?
辞めたくても辞められない。では次に考えるのはとどまる理由ってなんでしょうか。
今の環境を変えたいだけか、業界を離れたいのかどちら?
新卒で辞めたい場合、今いる業界自体を離れたいのか・ブランドや会社のみ辞めて第二新卒で同業界で転職がしたいのか。
新卒でアパレル業界に入ったばかりだと、自分でもよくわからないですよね。
新卒で仕事を辞めて転職活動をする場合は、今後どのような職業に就きたいか精査しましょう。
異動したり環境を変えるだけで、今の状況が解決するかもしれません。
辞めて履歴書に傷がつくのが怖い
新卒で就職して、半年から一年そこそこで仕事を辞めてしまうと、履歴書にキズが付くのでは…と感じて辞める一歩が踏み出せないかもしれません。
確かに転職の際に履歴書を見て新卒半年とかで辞めていたら、採用側は少し引っかかります。
私も採用担当をしていますが、第二新卒の方の面接ではどうして辞めたのか、理由はしっかりヒアリングするようにしています。
必ずしもよくないことではないですし、事情を聞けば納得いくケースも多いもの。
仕事を続けることによってメンタルが崩壊したり体調を崩してしまうくらいなら気にせず辞めていいのでは。
体が第一ですし、誠実に辞めた理由と、志望動機を面接で話せば大丈夫。
ただひたすら我慢をしながら仕事を続けるだけが評価されるわけではありません。
むしろ理解ある転職先を求職者側から選びましょうね。
せっかく新卒で就職できたのに辞めたらもったいない?
新卒の採用試験って、グループワークをしたり面接も何度も繰り返して1社内定を取るのも時間がかかりますよね。
アパレルの場合、新卒採用の服装選びも頭を使ったかもしれません。
高い倍率を突破して内定・就職を勝ち取ったアパレル企業。
就職活動を死に物狂いで頑張ったのにすぐに辞めてはもったいないのでは…とつい考えてしまいがち。
けれど、本当にやりたいことができないのなら惰性で働く時間がもったいないのでは!?
また、新卒で入社すると新卒研修があったり別の配属先の同期と顔を合わせることも多々あります。
研修ごとに、同期が減っている場合も珍しくありません。
あの子辞めたんだ…と思う一方、自分が会社に疑問を抱いている中、新卒で辞めていく同期が実際にいると
辞めた子たちが正解だったのかな。
そう頭をよぎったりするものです。
今すぐ転職しよう!と決定しなくても、同期や先輩に相談しにくく抱え込みがちになりますよね。
そんな時は、会社の人間ではなく第三者である転職エージェントに相談するだけでも心が軽くなるのでは。
円満退社したい!新卒社員の辞め方
辞める際には、いきなり何も言わず会社に行かなくなったり、飛ぶのは社会人としてNG!!
きちんと上司にお話しして、辞めるスケジュールを立ててから退職するべきです。
そう思うかもしれませんが、少しの時間だったとしてもお世話になった会社。
また、アパレル業界に従事する予定ならなおさら、誠実さのある辞め方をしたほうがスッキリします。
アパレル第二新卒の転職市場は売り手?
アパレル業界で転職を考えた時、本当に転職成功できるのか不安ですよね。
2020年は新型コロナウイルスの影響で、春夏は休業していた館やショップが多く、販売員も自宅待機をしていたという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、アパレル業界では、人手が足りない現状です。
第二新卒の方の求人も多く、若いうちほど転職が有利な業界。
十分売り手です。
そして一度アパレルを経験してみて、今の会社には疑問があるけど、アパレル業界自体は続けたいと思うのなら新卒入社の強みと第二新卒の転職のしやすさを活かした転職活動をするのがおすすめ。
アパレル業界特化した転職エージェントといえば、クリーデンスが有名です。
若いスタッフが多いアパレル業界では、第二新卒は有利。
この新卒としてのアパレル経験とチャンスを一番活かせる世代なので、まだまだ諦めないで次に進んでみてはいかがでしょうか。
再就職するべき人|ブラック企業だった、精神的に追い込まれている
アパレル業界で転職するには?おすすめの業界特化エージェント
アパレル業界で転職するには、エージェント登録は必須といえます。
下記の記事でおすすめの転職エージェントを紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。