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説得力のある販売員はパーソナルカラー診断を活用!顧客分析にも応用できる

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商品(もの)が欲しいと思った時、重要視されやすいのは「色」ということを暖色系を使って目に止まる売り場を作ろうという記事で書きました。

こんにちは、アパレル店長をしているももです◎
売り場に重要な「色」は、もちろん接客でも重要な項目ですよね。
お客様に似合う色かどうか精査する必要があります。

そこで、販売員が知っておきたい色の知識の一つが「パーソナルカラー」について。
パーソナルカラーは、生まれ持った肌の色や目の色、髪の色から自分に合う色を知ることができます。

4つのシーズンカラーに分類して個々に合った色を提案するテクニックです。

パーソナルカラーの知識があると「似合う」「似合わない」に説得力が生まれて販売力がアップしますよ◎
今回は、販売員が知っておくべきパーソナルカラーの活用方法を紹介します。

CONTENTS

パーソナルカラーとは?活用のメリット

服飾販売以外でも、コスメカウンターで「イエベ」「ブルベ」など診断してもらった経験はありませんか?
パーソナルカラーはファッション業界のみならず、ブライダル・美容業界・インテリア・宝石販売等様々な業界で活用されています。

説得力のある接客ができる

いくら流行りの色でも、あなたの肌や雰囲気とマッチしなければ似合いません。
パーソナルカラーの活用で自分に合う色を見つけられます。

お客様の個性を理解して相手に合った対応をすることができる上、深く知ろうとする意識も生まれますよね。

好きな色と似合う色って違ったりするもの。
説得力がある接客は、スタッフ自身も自信がつきます。

【パーソナルカラーのメリット】
お客様に信頼と安心感を与えることができ、「お客様一人一人に合った」接客ができる
それにより信頼に繋がる

お客様に自信を持ってもらえる

販売員は接客の自信がつきますが、お客様も周りに高評価されることにより自信をつけてもらえます◎

自分に合った色を身につけることで、その人は生き生きとして見えますよね。

センスアップし、自分らしさの表現ができます。

また、どの色が必要でどの色が不要かを把握できると毎日のコーディネートもしやすくなり、おしゃれをすることを楽しんでもらえるんです!

パーソナルカラーの分類、判断の仕方

それでは、パーソナルカラーとはどのように分類されて判断するのでしょうか。
詳しく紹介していきます。

肌・瞳・髪の毛の色で分類

特に肌の色はカラー診断の判断基準の70%以上を占めています。ブルベ・イエベって言葉聞いたことありませんか?肌の色だけでも分けられるので、

これだけでも覚えて欲しい!

  • ブルーベース(ブルベ)・・・サマー・ウインター
  • イエローベース(イエベ)・・オータム・スプリング

青み肌は夏と冬、黄色味肌は秋と春ですね!

ブルーベース(ブルベ)

ブルーベースの女性

  • シルバーアクセ
  • ローズ系リップ&チーク
  • 黒髮、暗めのヘアカラー
  • 白・グレー・ブラック

ブルーベースが髪を明るくすると髪が痛んで見え、顔色も悪く見えます。

イエローベース(イエベ)

イエローベースの女性

  • ゴールドアクセ
  • オレンジ系リップコーラル系チーク
  • 茶髪、明るめヘアカラー
  • ベージュ・ブラウン

青みピンクカラーの服やメイクは血色が悪く見えてしまいます。

パーソナリティは見た目にも中身も反映

カラフルな色鉛筆

パーソナリティは「個性」を意味しており、パーソナルカラーによってどんな人であるかも分析できます。

もちろんパーソナル診断で先入観を持ってはいけませんが、接客する上でお客様に相性のいい色を提案すること以外に、どんな性格のお客様か分析することでその人に合った接客ができます。

おしゃべりが大好きなスプリングさんと、放っておいて欲しいウインターさんと同じように接客していても反応は全く異なりますよね。

このお客様はどんなタイプだろう?を分析して数をこなしていくとシーズンでのキャラクター分析がより可能になります。

▼もっと詳しく勉強したい方は読んでみて!骨格診断も合わせてより一人一人に合った提案ができますよ!

4シーズン分類で似合う色を分析

パーソナルカラーは4つに分類されます。パーソナルカラーは性格も表すといわれています。
カラーごとのお客様の特徴と接客診断も併せてチェックしてください。

トレンドガール・サマー(夏)

夏の浮き輪と麦わら帽子

洗練され優雅で女性らしい。一人よりも家族・友人との来店が多く、ゆっくり丁寧。ちょっと優柔不断・・・???

・パステル・シンプル・エレガント・ロマンチック・ピンク・水色・白・ラベンダー・グレー

サマーではない人がサマーを身につけると、血色が悪く見えてしまいます。

また、爽やかなパステルカラーが多いので色味が足りず印象が弱く見えます。

センス抜群・ウインター(冬)

黒い背景のクリスマス

個性的で感度が高い。デザインを重視されやすく、販売員に話しかけられたくない人も多いのでまずは泳がすのが◎

・クール・モード・スタイリッシュ・都会的・黒(ウインターのみ)・紫・青・赤・ショッキングピンク

ウインターではない人がウインターを身につけると、きつい印象になります。

また青みが入り、色が浮いて見えます。

オーガナイザー・オータム(秋)

秋のコーヒーとウールの帽子

素材にこだわり、本物志向。深く追求しがちなので、納得が行くまで販売員へ質問をしがちです。

・クラシック・ナチュラル・エスニック・正統派・ブラウン・カーキ・ベージュ・オレンジ

オータムではない人がオータムを身につけると、肌に黄ばみが入りくすんで見えます。

色味もアースカラーが多く、老けて見えがち。

ムードメーカー・スプリング

春らしいお花

明るく、話好きで楽天家。柄物も着こなし、おもしろ味のある商品もこのむ。

あまり細かいことを気にしてこない。

・カラフル・キュート・カジュアル・スポーティー

・黄色・黄緑・ターコイズ・朱色・コーラル

スプリングではない人がスプリングを身につけると、子供っぽい印象になり調和せず色浮きします。肌も黄色味が入る。

今日から接客でもパーソナルカラーを活用しよう

パーソナルカラーは身につける人との調和が大事。マッチした色を選ぶことで血色がよく肌を綺麗に見せてくれます。

パーソナルカラーによって顧客分析もできるので、まずはざっくり覚えておくのがおすすめです。

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Author

アパレル従事10年以上。
現在は某セレクトショップにて店長をしています。
販売員のノウハウからファッションについて発信しています。

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