サン・ピエトロ大聖堂は、キリスト教の最大宗派あるカトリックの総本山であり聖ペテロの墓を祀るために作られました。
サン・ピエトロ大聖堂のあるバチカン市国は、世界最小の国家であり国全体がユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録がされています。
ローマ観光に欠かせない場所であり、絶対に足を運んで欲しいところ!
単なる観光地ではなく、多くのカトリック信者が参拝に訪れる神聖な場所。
敬意を払い、見学を。
また、日中はハイシーズンでなくても混雑しているので朝一で行くのがおすすめ!
サン・ピエトロ大聖堂の入場方法、注意点、見どころを紹介します◎
サン・ピエトロ大聖堂|開館時間・入場料
【開館時間】- 4~9月|7:00~19:00
- 10~3月|7:00~18:30
- サン・ピエト大聖堂|無料
- クーポラ(ドーム)|5ユーロ(階段利用)・7ユーロ(エレベーター利用)
- 宝仏殿|7ユーロ(日本語オーディオガイド3ユーロ)
朝早くから開館しているので、朝一の入場がおすすめ。昼前にはサン・ピエトロ広場に人がだいぶ増えてきます。
https://mememagazine.net/vaticano-acsess/サン・ピエトロ大聖堂|入場方法
サンピエトロ大聖堂の入り口はどこ?
サン・ピエトロ広場の右手より入場。このように行列ができているのですぐにわかるはず…
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]え!?これサンピエトロ大聖堂の行列!?[/word_balloon]目を疑うほどの行列ができていました…
何かイベントでもあるのかな?と思ったのですが全くそんなわけではなく、みなさんサン・ピエトロ大聖堂で参拝するための行列です。
ちょうど、朝10時ごろにサンピエトロ大聖堂へ到着し、30分ほど並んで入場。
ちなみに、2月のオフシーズンだったので30分ほどで入場ができましたが夏のハイシーズンはもっと行列ができるのだとか…
朝一番か、夕方以降が空いているのでおすすめです。一番混んでる時に来てしまった…
夕方には、私が並んだ時の半分以下の短さになってたよ…そのため、夕方にもう一度入場しました。
やっと荷物検査・服装検査場まで来ました。
肩など肌が露出している服装や帽子を被っていると入場ができません。
空港の保安検査場のように、上着を脱いで手荷物を検査機器に通して入場します。
無事服装・手荷物検査を通過し、いよいよサンピエトロ大聖堂内へ!
道順の看板もたくさん出ているのでわかりやすいです。
左の階段方向へ進むと、このような看板が。
大聖堂内へ行くには赤の矢印方向へ、クーポラ(ドーム)へ登る場合は緑の矢印へ進みます。
クーポラへ、有料で登ることができますよ!
私はせっかくなので登ってきました。サン・ピエトロ広場・ローマ市内が一望でき、バチカン美術館・システィーナ礼拝堂も発見!
https://mememagazine.net/sanpietro-cupola/サンピエトロ大聖堂・観光の見どころ
サン・ピエトロのピエタ(ミケランジェロ)
絶対に見逃せないは、サン・ピエトロ大聖堂内に入って右方向に進むとある、ピエタ像。
ピエタ像とは、聖母子像の一種では慈悲を意味し、磔刑に処され、十字架から降ろされたイエス・キリストの亡骸を聖母マリアが腕に抱いている彫刻や宗教画を指します。
ノートルダム大聖堂が火事になった際に所蔵されていたピエタ像が無事だったなんて話題も記憶に新しいですね。
サン・ピエトロ大聖堂のピエタ像は、ミケランジェロが24歳の時に製作した大理石の彫刻。
唯一、ミケランジェロがサインをした作品としても有名ですね。
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]なんかもう…言葉が出ない…[/word_balloon]サン・ピエトロ大聖堂隣のヴァチカン美術館にもピエタのレプリカがあります。
クーポラ(大円蓋)
サン・ピエトロ大聖堂の天井はドーム状になっており、クーポラ(大円蓋)と呼ばれます。
こちらのクーポラもミケランジェロが設計しましたが、クーポラの完成前にミケランジェロは亡くなりました。
クーポラの中心から光が差し込み、サン・ピエトロ大聖堂を照らしています。
バルダッキーノ(ベルニーニ)
高さ29mにも及ぶベルニーニ作の大天蓋。
バルダッキーノのすぐ下には聖ペテロの墓があり、ちょうどクーポラの真下。
聖ペテロ殉教の地でもあります。
中央に高くそびえったっており、ちょうどクーポラからの光が差し込んで幻想的でした!
聖ペテロ像
キリストの一番弟子である聖ペテロ。初代ローマ教皇でもありますね。
サン・ピエトロとは聖ペトロを指します。
ペテロ像の足に触って祈りを捧げるため、足部分がすり減っていました。
キリストの変容(ラファエロ)
変容の祭壇にあるラファエロ「キリストの変容」
こちらはバチカン美術館にあるもののモザイク画の複製です。
聖ペテロの司教座(ベルニーニ)
バルダッキーノの奥にあるのがヴェルニーニ作の「聖ペトロの司教座」
ローマ教皇のみが座ることができます。精霊である鳩の描かれたステンドグラスも注目。
教皇アレクサンデル7世の墓碑(ベルニーニ)
サン・ピエトロ大聖堂内のベルニーニ最後の作品。
布地部分ももちろん大理石。実際に見ても本当に布なんじゃないかと疑うほど…
[the_ad id=”210″]サン・ピエトロ大聖堂入場注意点
入場の服装
サン・ピエトロ大聖堂内へ入る前に荷物検査とともに服装の検査もあります。
神聖なサン・ピエトロ大聖堂、露出の多い服装は入場を断られる場合も。
[box-label title=”入場禁止”]- 肩がでるタンクトップやキャミソール・ショートパンツ、ミニスカート・帽子着用
- 大きな荷物(リュック・スーツケース・ベビーカー)
- 三脚(撮影はOK)
リュックは、邪魔にならない程度の大きさのものならOK。結構リュックの方も多かったです。
客引きに注意
サン・ピエトロ大聖堂は入場無料ですが、入場列に並んでいると、「行列を避けて優先入場できるチケットがある」など謳い、客引きをしている人が結構います!
サン・ピエトロ大聖堂に予約システムはないのでそのまま列に並びましょう。
声をかけられても無視!日本語も使ってくるので注意。
無視するのが一番です。
サン・ピエトロ大聖堂|見どころまとめ
360度どこを見渡しても豪華なサン・ピエトロ大聖堂。
[box-label title=”サン・ピエトロ大聖堂見どころ”]- ピエタ
- クーポラ
- バルダッキーノ
- キリストの変容
- 聖ペテロ像
- 聖ペテロの司教座
- 教皇アレキサンデス7世の墓碑 など
見学・参拝前に知識があるとより一層楽しめます!
ローマ旅行の際には、ぜひバチカン市国・サン・ピエトロ大聖堂に訪問して見てくださいね。
https://mememagazine.net/roma-itiran/ ]]>