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【色彩学】暖色系を使って目に止まる売り場(vmd)を作るコツ

接客や販売をする中で「色彩」って意識していますか?

お客様に、「この青にこの黄色合わせても大丈夫ですかね〜?」なんて相談されることも多々ありますよね。

もも
こんにちは!アパレル店長をしているももです◎
カラーコーディネーター2級取得しました。

商品を見て受け取る80%は視覚情報とも言われています。その視覚情報の中からさらに色彩の情報って何%だと思いますか?こちらも80%。

視覚情報の8割は色彩の情報なんです!

色によって印象って大きく変わるもの。色について勉強して売り上げアップにつなげましょう。

店舗・VMDの色彩戦略、どのくらい重要?

まずは、店舗の色彩の重要度について解説します。

色によって売り上げが左右するのでかなり抑えておきたいポイントですよ!

お客様は、商品をどの要素で選んでる?

商品を構成する要素は3つに分かれます。

  1. 色彩(カラー)
  2. 材質・素材(テクスチャー・クオリティー)
  3. 形(デザイン・シルエット)

この3つの要素で一番重視されやすいのがなんです。

例えば、

もも
お目当のスカート(A)があり、店舗に行ったら希望の青色が完売。でも赤ならある。また、似た形(B)で青がある。
この場合、大抵のお客様は欲しい色の(B)を選ばれます。

そのくらい、色の役割は大きいので色彩戦略は重要なんです!

カラー戦略は攻め!アイキャッチで入店のきっかけにする

色によって華やかさに大きな違いが生じるため、店舗のファサード(入り口、正面)に目立つ色を持ってきて主張をしましょう!

カラー戦略は守りではなく攻め。

マネキンに普段着としては着にくいような派手な色使いの商品を着せてみると、アイキャッチとなり目を止めていただけます。

また、目立つ色は使い方も重要。

所狭しと目立つ色を乱立させるとごちゃごちゃするので、一点のみ主張をするとメリハリがあり、より一層引き立てられます。

例】真っ白の背景にヴィヴィッドな赤を1点のみ差し込む

その色が目を止めた人の嗜好色だとしたら?一気にショップに興味を持ってもらえますよね。これで入店されればカラー戦略成功です◎

お客様
このマネキンのワンピースってどこにありますか??

お客様の心理をうまく突くことができました。流行色のような、話題性のあるカラーを使うこともポイント。

もちろん、ただ自分の好きな色という理由ではなく戦略的に「色」をチョイスしましょう◎

・目立つ色(目立たせ方も工夫)でアイキャッチを作る
・嗜好色で購買心理を突く、共感を得る
・話題性のある色を使用(流行色)

色彩学の基礎・色の三属性と色の分類・効果

とは言え、どのような色で目立たせば良いんだ!?と迷いますよね。

色彩学の基本について解説します。

色相・明度・彩度

色彩学の基礎、これは絶対押さえておきたいのは色の三属性です。色のもつ性質は3つに分けられます。

色相(色味)

    

    

    

赤・青といったそれぞれの色を指します。

明度(明るい・暗い)

    

    

    

同じ赤の中でも、明るい⇔暗いを表します。

彩度(鮮やかさ)

    

    

    

あざやかか、くすんでいるかを表します。

また、色は全て無彩色か有彩色かどちらかに分類されます。

色どりがないものが無彩色ですね◎

目立たせるには「暖色系」を使おう

暖色や高彩度色を使うと誘目性(目立たせる)UP。

注意を引く交通標識にも多く使われていますね。

赤や黄色といった暖色系って目に入りやすくないですか?暖色系は興奮度を高める効果もあります。

逆に青や青緑といった寒色系は鎮静効果があるため落ち着いた印象なので、引き算として店舗内のディスプレイに使うのも効果的。

また、寒色系の色は奥行きを持たせて店内を広く見せてくれます。壁際のラックに寒色系を集めても良いかと◎

トレンドカラー(流行色)も積極的に取り入れよう

世界的な流行色は2年前、インターカラー(国際流行色協会)によって決定されます。

景気や社会情勢だったり、オリンピック・W杯の開催国の文化に関する色も反映されます。その年ならではの「色」がトレンドカラー。

日本のトレンドカラーは1年半前よりJAFCAによって決定されます。

シーズン前までにはチェックして動向を把握しておきましょう!

カラーコーディネーター・色彩検定を受験しよう

もっと色彩について詳しく学びたいなら、期間は最短1ヶ月で取得可能な資格でスキルアップするのがおすすめです。

色を学ぶと、日常でも自分に似合う色がわかったりアパレル以外でもインテリアやデザインなど他分野でも幅広く活躍できます。

接客の時も説得力のあるトークが出来、自身がつきますよ!

実際わたしも東商カラーコーディネーター2級を取得しました。

色以外にも建築物やデザインについての出題もあるため、「勉強」というよりも雑誌を読むように楽しみながら学習ができます。

もも
カラーコディネーターの資格は、テキストを読んでいるだけでも楽しい!

初めは、資格取得というよりも「売り場作りや接客で活用できそう」という理由で資料請求しました。

読むだけでも知識が深まってきたので、いっその事資格取っちゃおう、という流れです。

通信講座で効率よく最短取得を目指せる

経験上、資格取得なら通信講座が断然おすすめ。

公式テキストのみで学習していた頃は、読み物コンテンツとして流し見していましたが資格取得となると専門的な知識を確実にインプットしなくてはいけないから。

通信講座なら絶対フォーサイトをオススメします。

公式テキストもセットになっている上、さらに要点をまとめたオリジナルテキスト、講義DVD、配色カードにトーン表、そして模擬試験などなど、、、

内容が盛りだくさんなんです!!

一式揃ってて効率よく学習ができました。

公式テキストは文章がズラーーーーっと並べられているので「いざ学習!」となると数日で挫折してしまいます。

フォーサイトのテキストは、フルカラー!そして図表がわかりやすく差し込まれているので頭に入りやすい。

効率よく学習ができたおかげで一発合格しました。

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色で売り場の印象が左右される!

街にトレンドカラーが溢れると、その色が良く見え欲しくなるもの。

物の購入は2/3は衝動買いとも言われいています。中での色による視覚情報が高いとなると、色のパワーはとても大きい。

また、春夏と秋冬で色味が変わるだけで売り場の印象もガラッと変わりますよね。売り場やマネキンのコーディネートも「色」を意識してみましょう。